だいぶ前に丸太から割いてみたイチョウの丸太。
そろそろ加工を初めてみました。
手始めにまな板作ってみました。
雷で折れたイチョウなので結構ワレが入っていました。
割れていたところだけ切ったのでちょっとイビツだったりします。
一番無駄にならない形が自然かなと思われて。
最後はカンナがけ。
久々のカンナがけはテンションあがりました。
側面に焼き印。これだけで愛着が湧くもんですね。
香りが強くて。
まだ乾燥たらんのかな。
良い香ですが、ちょっと鼻につきます。
使用後の乾燥のさせ易さなど使いながら考えて行ってみようかと。
自立させようかな。接点を小さくしようかな。
なぜ木のまな板?
それは
1に刃物を傷めないからです。
軟らかいからね。
針葉樹がおすすめです。
固めの広葉樹ではプラスチックと一緒だなと思います。
2に口に入れるなら木かなと。
まな板が切っているうちに小さな破片が料理に入り、口に入った時
口に入れたいのはプラスチックか木か。といったところで。
イチョウは殺菌作用も合ってまな板向きらしいです。
包丁はムサビ時代に行っていた刃物屋さんの包丁で。
ちなみに林檎切って食べました。
しっかり鍛接・鍛造されていて木目のような金属の層が表面に出ています。
何層もの鋼を重ねて金属をこねて叩いているのでそういった表面になります。
なまくらナマクラと良く言いますが
『鈍ら』
焼きがしっかり入っていないということで。
結局良い鋼を使ってしっかり鍛られた金属があって初めて
固く粘りのある刃物となるわけで。
安い刃物は結局固かったとしても粘りが無く直ぐ欠ける、か、
軟らかくて刃が付かなくてまったく切れない、
切れても長切れしない、などなど。
金属も奥が深っです。
焼き入れも温度管理が難しくて。
何事も極めようとしたら一生かかるのでしょうね。
何でもお金をかければ良いものが手に入りますが
身の丈に合ったものを手に入れたいもので。
モノを見る目って大切です。
長くなってきました。
そろそろ辞めときます。
気が向いたら続きを後日。